南北朝時代貞和!! 来国俊末流 来国安 本阿弥家極め 在銘傑作脇差 鞘書時代白鞘
永い時代を経た上等な時代白鞘に、本阿弥家の鞘書で越前國千代鶴来国安 正真 貞和頃と極め書きがあります。来国安は山城國来国俊の弟である来国末の子もしくは孫とされ、一門より分かれて越前に移住し、千代鶴派の祖となった古い時代の越前国を代表する名工です。鍛刀地に因んで越前来とも呼称されます。
本作は身幅広く重ね厚く、ふくらの付いた豪壮な姿に、地鉄明るく板目流れて肌立ち、棟寄り柾目がかり、小杢目大杢目交じり、刃文は浅い大互の目乱れて刃中細かい砂流し掛かるもので、体配出来ともに力強く、如何にも物切れしそうな印象です。研磨刃長 36.1cm 反り 10mm
元幅 30.1 元重 7.2mm 誤差免責
袋あり

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